2019年 医局の行事紹介

脊椎脊髄画像クラブ

2019年3月30日

桑島

 3月30日品川で行われた脊椎・脊髄画像クラブに参加しました。はじめにLCHの画像所見を参加者全員で取得しました。その後、画像が診断に役立つ各施設からの難題12例について全員で挑戦をしました。いずれも誰もが知っている疾患ですが、ひねりをきかせない診断にたどりつけません。正解が呈示されると、会場からはため息やどよめきが沸きました。半日ですが、充実した時間が過ごせました。明日からの診断に役立つこと間違いなしです。東京の桜は満期と聞きましたが新幹線の窓からの1人お花見でした。

第59回Radiology Update 学術講演会

2019年3月30日

鈴木

今回のRadiology Updateは大脳白質の解剖、および関節疾患に焦点を当てた内容で、中にはかなり専門性が高く理解が追い付かないようなところもあり、力不足を痛感しました。
前半は白質の解剖に関し画像的・外科的なアプローチから知見を深めることができました。
後半はトモシンセシスの話やTFCCの解剖・画像診断における注意点を詳しく教えていただきました。
中でもTFCCの講義は今まで見えていなかった、あるいは見るべきところを見ていなかったということが浮き彫りになり、とても勉強になりました。

第548回NR懇話会

2019年3月16日

柳田

今回は、14施設から症例提示がありました。
内容は、頭頸部領域、外傷や異物、医原性、感染、腫瘍、血管破格などにわたり、幅広く学べました。
個人的には今回から、タブレット端末にタッチペンで手書きノートをとるようにしました。なかなかいいようです。
会場近くの桜を見ると、つぼみが大きくなっていました。次回来る時には咲いていそうです。

第548回NR懇話会

第67回臨床呼吸器カンファレンス

2019年3月14日

荒川

「小細胞癌転化によるEGFR-TKI耐性化肺腺癌」というテーマで3症例検討されました。
肺腺癌の治療中に、抗ガン剤が効かなくなってくることは知られていますが、小細胞癌になっていることが分かってきているというものです。
症例検討会のあとに、がん研究会の片山量平先生による講演がありました。基礎のお話だったので学生時代の免疫学の講義を聴いているような感じで、十分について行けませんでしたが、始めから小細胞癌が混じっている、腺癌細胞が小細胞癌に転化する、の2系統あるらしいというお話だったように思われます。最近、がんといってもいろんな組織型が混じっているというのが知られるようになっています。そういえば、間質性肺炎もいろんな組織型が混じっているのが知られています。できものは、皆同じ顔をしている訳ではないというのが、常識になってきたという事ですかね。ここ数年の医学の進歩、我々の疾患の理解の変化に驚きました。

国立病院機構宇都宮病院 2019 臨床病理検討会(CPC)

2019年3月11日

荒川

症例は2例。
88歳男性、潰瘍性大腸炎治療中に発症した肺結核の症例でした。突然、亡くなられたので剖検となっています。死因はAMIでした。無症候性のMIと言うのがあるそうです。
もう一例は76歳男性、肺癌をErlotinibというEGFR阻害剤で治療中、薬剤性肺障害で死亡したと考えられたのですが、病理はびまん性肺胞障害に加えて肺炎という診断でした。おそらく、びまん性肺胞障害の治療中に肺炎を合併したと考えられましたが、やや議論不足のような感じで終わってしまいました。

第38回日本画像医学会学術集会

2019年3月8〜9日

三須

3月8日、9日にステーションコンファレンス東京で行われました。
放射線診断科・臨床各科・病理診断科の先生方が集まり、非常に参加者も多くいらっしゃいました。
「脳動脈瘤による動眼神経圧迫:MRA元画像とT2W-SPACEのfusion画像が有用であった6例」の演題でe-posterの展示と口演をさせていただきました。
残念ながら会長賞は逃してしまいました。
各シンポジウムでは放射線診断科・臨床各科・病理診断科それぞれによる講演があり、臨床や病理の先生が注目しているポイントについて聞くことができました。

第5回胎児MRI研究会学術集会

2019年2月24日

桑島

2月24日に東京慈恵会医科大学と全国遠隔会場さらに米国遠隔会場で第5回胎児MRI研究会が開催されました。今回は当院放射線部が遠隔会場として参加しました。シンポジウム1では胎児から新生児、小児の脳について正常所見と異常所見を理解することができました。シンポジウム2では胎児MRIの撮影技術について活発な討論が行われました。胎児MRI診断に関わる多種職、多科が垣根を越えて1つのテーマに対して知識の共有、ステップアップすることができました。2020年は当科開催となります。2月29日に東京慈恵会医科大学本会場と全国遠隔会場での参加が可能です。外科疾患を中心にエキスパートによる講演、シンポジウムを予定しています。胎児MRI診断に興味のある医師、技師、学生の参加をお待ちしています。

第5回胎児MRI研究会学術集会 ポスター

平成30年度第2回第2地区卒後教育講座

2019年2月23日

稲村

放射線診療技師向けの講演を行いました。
当院でのCTやMRIのプロトコールについて、実際の症例を呈示しながら、どういうところを気をつけて読影しているか、どのような点を気をつけながら撮像してもらっているか、などの講演をさせて頂きました。
具体的にはCTでは緊急IVRを想定した喀血や出血用のプロトコール、MRIでは膀胱癌、感染性脳動脈瘤などの撮像の注意点などです。
自分自身も復習ができて良い機会になりました。

平成30年度乳がん検診従事者研修会

2019年2月19日

柳田

初めて参加させていただきました。とちぎ健康の森1階多目的フロアで行われました。午後7時からの開始でしたが、参加者が多いことに驚きました。受付時に用紙を渡され、会場に準備されたマンモグラフィ(フイルム)・超音波(キー画像のコピー)を参照、自分なりにカテゴリー分類をし(15症例)、その後に着席、解説をいただくという流れでした。すべての症例ではありませんが、MRIや病理も見せていただくことができました。マンモグラフィでは指摘が難しい症例、過去画像との比較によって指摘が可能な症例などがありました。9時前に終了となりましたが、次回は軽く食事をとり、帰りのバスの時間やバス停の位置をチェックしてから、参加しようと思いました。

第17回 胃X線検査を楽しく学ぶ会

2019年2月16日

熊澤

みなとみらいへ行ってまいりました。
初めてのバリウム検査の勉強会でした。他の施設の撮り方や、技師さんの職人技が見られて驚嘆するばかりです。
最後のアンサーパッドを使ったクイズでは、隣で大先生がつぶやいた答えを反映したら高得点になったらしく、ちゃっかり金一封もらっちゃいました。楽しかったです。

日本医学放射線学会関東地方会セミナー

2019年2月9日

鈴木

関東地方会セミナーに参加してきました。
今まで漠然と捉えていた腸炎というものについて、正常解剖や病態生理を踏まえながら丁寧に説明があり、理解が深まったように思います。

今回の会場はミッドタウン日比谷でしたが、会場の窓からは日比谷公園や皇居が一望でき、観光も少しできた気分になりました。

第28回白山カンファレンス

2019年1月26日

荒川

1月26日土曜日、白山カンファランスに行ってきました。
金沢は初めてでしたので、城下町が残っているのに驚きでした。
白山カンファランスは、年一回北陸4県の呼吸器内科の先生方が集まって、びまん性肺疾患の症例検討を行うもので、今回は金沢大学の学内で行われました。私も初の参加となりました。
今年は3例の検討が行われ、前もって画像を渡されて正解のスライドを作って行くというものです。結果は、慢性過敏性肺炎、pulmonary veno-occlusive disease (PVOD), DIPでした。情けないことに、完全正解はゼロでした。PVODは殆ど肺野に異常影がない症例で、血管内リンパ腫と迷ったのでしたが、頻度的にリンパ腫を一押ししたので間違いになってしまいました。あとで、内科のdiscussorの陶生病院の片岡先生に聞いたところ、LDHが高くないしリンパ腫じゃないと教えられました。画像が読めて、臨床の知識があると有利です。CHPとDIPは鑑別には上げても、一本には絞れなかった。
カンファランス終了後は解散になったので、街を少し歩きました。城跡が立派でしたし、茶屋という界隈が今でも現役というので、驚きました。私の通った仙台は、同じ城下町ですが第二次大戦で破壊され、城下町の面影は全くありません。金沢は爆撃されなかったのだそうです。先の大戦の爪痕が日本に残したものを、逆の意味で感じた旅でした。

第70回東京泌尿器放射線勉強会

2019年1月25日

東京泌尿器放射線勉強会は年4回開催され、普段は症例検討が中心ですが、1月のみ特別講演があります。今回は愛知医大の病理診断科教授 都築豊徳先生の講演でした。「MRIで検出できる前立腺癌は悪性度が高いものが多いが、逆に悪性度の高い癌は必ずMRIで見えるとは限らない。病理学的にみるとcribriformタイプやintraductal carcinoma of the prostate(IDC-P)は、MRIで見えていないことが多い。」とのお話でした。今後、放射線科医、泌尿器科医と病理医で共同してその原因を突き詰める必要があると感じました。

第70回栃木県核医学研修会

2019年1月12日

柳田

会場は、JR宇都宮駅東口近くにありました。現在再開発が進められている地域で、まだ西口側に比べて若干寂しい雰囲気はあるものの、餃子のお店やビジネスホテルが立ち並びます。当日は天気に恵まれ、10階の会場入り口からは景色を見渡すことができました。
技術講演、国際医療福祉大学三輪建太先生による「骨SPECT撮像の標準化に関するガイドライン1.0の概要とその後の展望」では、標準化の内容を分かりやすく解説いただきました。核医学検査の現状もお話しいただき、今行われている核医学検査の標準化を進め、よりよいものにしていこうという熱意を感じました。休憩をはさんで、特別講演、金沢大学絹谷清剛先生による「Precision Nuclear Medicine」では、宇都宮は餃子で有名だけれども寿司の消費量も多いというお話から、Theranostics(治療therapyと診断dyagnosticを一体化させた造語)やAbscopal effect、2022年京都で世界核医学会が開催されることなど、多くの話題を楽しみながら勉強させていただくことができました。ありがとうございました。また次回が楽しみです。

ページの先頭へ