学生、研修医、
若手医師へ

放射線科医になりたい方へ

・初期臨床研修が終了し、放射線科専門医を目指すための研修を3年間行います(この段階を専攻医という)。 充実した研修にするために、関連施設と連携をとり、個人の希望にも配慮したバランスのよい研修プログラムを整えます。

・その後、試験を受けて放射線科専門医を取得し、次の段階の放射線科診断医または放射線科治療医を目指す研修に入ります(2年間)。 臨床業務に関する知識を増やし、技術を高めるだけでなく、臨床に貢献できる研究活動の指導も行います。

・放射線科診断専門医または放射線治療専門医の試験に合格した後は、医師としての全般的な能力を維持しつつ専門性を究めるように修練を継続します。 後輩の育成も重要な仕事です。希望を考慮して勤務先を調整します。国内外の施設への留学も勧めます。

・取得できる資格は以下の通りです。
基本となる専門医資格:基本領域「放射線科専門医」とサブスペシャリティ領域「放射線診断専門医」「放射線治療専門医」
読影能力を示す資格:「検診マンモグラフィ認定医」「PET核医学認定医」
高度な専門性を示す資格:「IVR専門医」「核医学専門医」など。
(注意:今後の専門医制度改革により変化する可能性があります)

・問い合わせ先
獨協医科大学 放射線医学講座 
医局長 荒川浩明
電話: 0282-86-2171, FAX: 0282-86-4940
E-mail:

関連施設

新しい専門研修制度について:日本専門医機構認定放射線科専門医の準備状況

日本専門医機構による専門医制度改革は、新しい執行部のもと少しずつ前に進んでいます。2017年5月1日時点の情報を基に要点を解説し、放射線科の取り組み状況も紹介します。日本専門医機構のHPに様々な情報がありますのでご覧下さい。

  • なぜ専門医制度改革が必要か?
    これまでの専門医制度は学会自身が研修内容を決め、試験をし、専門医の資格を認定する、というものでした。専門性が高いため、他の外部機関に任せることができなかったのですが、客観性を担保するために専門医機構に任せる仕組みが提案されました。また、患者さん側から見ると、どの専門医にかかったらよいか迷う、との側面もあります。
  • 専門医機構の基本的な考え方は?
    まず、基本領域(19の診療科)の専門医の整備から取り組み、それが終わってからサブスペシャリティ領域の専門医の整備に取りかかります。放射線科の場合、基本領域は「放射線科専門医(画像診断、放射線治療ともにまんべんなく学ぶ)」、サブスペシャリティ領域は「放射線診断専門医」と「放射線治療専門医」になります。現在、整備が進められているのは各科とも基本領域の部分です。
  • 専門研修プログラムの特徴は?
    2016年12月に専門医機構の示した新基準に則って、各診療科が研修医を育てるための基本領域用の研修プログラムを作り直し、審査を待っているところです。放射線科を例にすると、これまでは大学病院で3年間所定の研修をすれば、放射線科専門医(学会認定)の受験資格を得ることができていたのですが、新しい研修制度では、複数の施設での研修が必須とされています。研修プログラムで中心となる基幹施設と複数の連携施設で研修施設群が構成され、この中で研修プログラムに従った研修を行うことになります。
    また、質を保った研修をするには、豊富な症例があること、指導医の人数に余裕があることが必要なため、研修プログラム全体の症例数や指導医の人数によって、その研修プログラムで受け入れることができる人数に制限、すなわち定員があります。放射線科領域では現在この定員の調整を行っている段階で、決定し、機構のチェックでOKとなれば、専門研修プログラムの基幹施設のHPに、募集案内と研修プログラムを見ることができるようになります。この情報が載ったら、初期研修2年目の先生は、行きたいと思う研修プログラムの基幹施設に応募し、試験を受けることになります。
  • 獨協医大放射線科の準備状況は?
    獨協医大関連の病院のみならず、救命救急センターを抱える済生会宇都宮病院、放射線治療の症例数が多い栃木県立がんセンターなどの病院と連携して研修プログラムを作り、体制を整備しました。あとは、専門医機構のチェックを経て、皆さんが来てくれるのを待つだけです。
  • 新しい制度が本当に始まるかどうか、心配だが。。。
    2017年度から1年開始が延期された新専門医制度ですが、全体的なスケジュールが遅れ気味です。予定通り2018年4月から新制度で開始することになっても、万が一もう1年旧制度で取り組むことになっても、放射線科の研修内容に大きな変化はありません。新しい情報が出れば、本ホームページに掲載します。心配で相談したい方は、メール等でご連絡ください。

若手医局員から一言

稲村 健介
(いなむら けんすけ)

学内助教(学外派遣中)

2010年入局

MRIの新読影室は「森と虹」をテーマに、限られた選択肢のなかからコーディネートしてみました。一度、MRI読影室に遊びに来ませんか?(私は学外派遣中でおりませんが。)

安島 真悠子
(あじま まゆこ)

学内助教

2014年入局

放射線科を選んだ理由は?
育児との両立を考え、女性に働きやすい環境であることから入局を決めました。実際に昨年度は産休・育休を取得し、医局の先生方のサポートのもと復職させて頂きました。
職場の環境はいかがですか?
専門医の受験資格に必要な検査は院内で全て完結できます。また、common diseaseから稀な疾患まで多彩な症例を目にすることができると思います。
今後の目標を教えてください。
専門医はもちろんですが、検診マンモグラフィ読影医師などの取得も目指したいです。

三須 陽介
(みす ようすけ)

後期レジデント

2015年入局

放射線科を選んだ理由は?
初期研修医時代に受け持った症例でCT検査を読影してもらい、治療方針が大きく変化したことがありました。臨床にとって読影が助けになるものと知り、興味を持ちました。実際に研修で放射線科を周り、読影だけでなく、血管内治療などやりがいがあることを知り、放射線科へ入局しました。
仕事のやりがいを感じるときは?
同期の臨床医などから読影などの相談を受け、感謝の言葉を貰った時です。
職場の環境はいかがですか?
設備に関しては、2015年5月よりMRI室、MRI読影室が新しく、綺麗になりました。読影システムも適宜更新しています。勤務に関しては、メリハリが付いていると思います。
今後の目標を教えてください。
まずは放射線科専門医の取得を目標としています。

熊澤 真理子
(くまざわ まりこ)

後期レジデント

2017年入局

放射線科を選んだ理由は?
実際に臨床の現場にでて、まだまだ学び足りないことが沢山あると実感し幅広く勉強できることに魅力をかんじました。
仕事のやりがいを感じるときは?
症状と画像所見が一致して、一連の流れが説明できるとき、画像って本当に素直だなあと感じます。
職場の環境はいかがですか?
ストレスのない環境でのびのび勉強させていただいています。
今後の目標を教えてください。
幅広い知識をつけて、臨床に貢献できるようになりたいです。まずは専門医に向けて研修していきます。
入局希望者に向けてメッセージをお願いします。
画像診断っておもしろいです。研修でローテートしてこんなにわかるんだ!と感動しました。患者背景から全身状態、そのうち患者さんの食べたものまでわかってしまうかもしれません。

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